日置矯正歯科ブログ

2023.06.23更新

インビザライン治療には、アラインテクノロジー社が独自に開発したクリンチェックというプログラムが不可欠です。このクリンチェックは、治療計画を策定するための重要なツールです。

インビザライン

インビザライン治療では、実際の治療を始める前に、理想的な歯並びになるための歯の動きをソフト上でシミュレーションすることができます。ワイヤー矯正ではこのような3Dシミュレーションは行えません。クリンチェックは、インビザライン独自のソフトウェアで、現在の歯の状態から治療中の歯の移動を3D画像で視覚化できます。クリンチェックのためには、口の中をスキャンする光学スキャン装置であるiTeroを使用し、そのデータを基にシミュレーションを行います。AIが現在の歯の状態からシミュレーションを作成しますが、実際の治療では歯科医師がAIのデータを修正し、歯を無理なく移動させて最終的な仕上がりを良くします。患者さんもシミュレーション画面を見ながら、担当の矯正医師からの説明を受け、治療の進行イメージを把握してから治療を開始することができます。

クリンチェックの特徴は何でしょうか?

複数の治療計画の立案
インビザライン治療におけるクリンチェックの役割は、複数の治療計画をシミュレーションすることです。
例えば、抜歯を伴う計画と非抜歯を伴う計画の両方をシミュレーションし、歯の動きや美しい結果をもたらす無理のない治療計画を歯科医師が判断します。
患者さんの希望も考慮しながら、抜歯か非抜歯かについてしっかりと話し合い、最適な治療計画を決定して治療を進めます。
さらに、クリンチェックでは歯をどのように移動させるかや、アタッチメント(歯に取り付ける装置)の種類や配置場所なども歯科医師が自由に決定できます。
アタッチメントは矯正治療中に歯の表面に取り付ける突起であり、アタッチメントによって歯にかかる力の方向を変えることで、効果的に歯を移動させることができます。
また、歯を移動させるためには、歯の両端をわずかに削る処置(IPRまたはディスキングとも呼ばれます)を行うことがありますが、そのタイミングや削る量もクリンチェックによってAIが決定します。

治療の進行管理
実際の治療中にも、クリンチェックを使用して矯正治療の進行状況や計画通りの歯の移動を確認することができます。
クリンチェックの画面では、アライナー(マウスピース)の何枚目を装着しているかと、それに対応する治療計画上の歯の状態を3Dで確認できます。
インビザライン治療では、1日に22時間以上アライナーを装着する必要があります。この規則を守らないと、計画通りに歯が移動せず、アライナーが適合しなくなる可能性があります。
また、稀にアライナーを正しく装着していても、計画通りに歯が移動しない場合があります。この場合、歯が移動しない原因を分析し、クリンチェックを確認して治療計画の変更を行い、追加のアライナーを作製して治療を進めることができます。

以上がインビザラインのクリンチェックについての説明です。クリンチェックは、治療計画の立案や治療の進行管理において重要な役割を果たしています。

投稿者: 日置矯正歯科

2023.06.16更新

インビザライン

マウスピース矯正とワイヤー矯正は、歯を動かす方法は同じですが、以下の違いがあります。

対応できる症例の違い
マウスピース矯正は主に前歯や一部の歯の矯正に適しています。難しい症例にも対応できる特殊なマウスピースを使用することもありますが、一般的には矯正できる症例には限りがあります。一方、ワイヤー矯正はどんな症例でも矯正治療が可能です。

見た目の違い
マウスピース矯正は透明で薄い装置を使用するため、目立ちません。ワイヤー矯正では金属のブラケットを歯に装着し、ワイヤーを通しますが、最近では目立たずに矯正治療ができる白いブラケットやワイヤーも開発されています。また、裏側矯正では歯の裏側に装置を装着し、目立たずに矯正が行えます。

痛みの違い
マウスピース矯正では、1枚のマウスピースで0.25mm程度の歯の動きを行うため、痛みが比較的少ないとされています。一方、ワイヤー矯正では、ブラケットや装置が当たって違和感や傷が生じる可能性が高く、痛みが出やすくなります。

食事の取り方について
ワイヤー矯正は取り外しができないため、食事の際に食べ物が挟まったり、食べにくかったりすることがあります。一方、マウスピース矯正では食事の際に取り外して通常通りの食事ができます。

むし歯や歯周病のリスクの違い
マウスピース矯正は取り外して歯磨きができるため、むし歯や歯周病のリスクを軽減できます。一方、ワイヤー矯正ではブラケット周囲の清掃が難しく、歯磨きを怠るとむし歯や歯周病のリスクが高まります。

矯正期間の違い
矯正期間に大きな違いはありません。一般的な目安としては半年から2年程度の長期間が必要です。また、矯正後の保定期間も両者とも半年から2年程度必要です。ただし、矯正期間や保定期間は症例によって異なる場合があります。

投稿者: 日置矯正歯科

2023.06.09更新

矯正

歯周病と歯列矯正の並行治療が難しい理由

歯列矯正をするためには、健康な歯茎が必要です。歯列矯正治療は、歯全体に力をかけて歯を動かし、その過程で歯茎の中にある「歯根膜」と呼ばれる部分に弱い炎症反応を引き起こします。この人工的な炎症が歯周病の箇所に及び、病状を悪化させる可能性があります。

また、矯正装置をつけることによって、歯の間の清掃が難しくなります。十分なブラッシングができず、歯周病の進行を招く恐れがあります。

歯周病は、歯を支える歯茎の病気です。歯周病が進行している状態で歯列矯正を行っても効果が期待できません。そのため、歯周病をしっかり治療することが重要です。

歯列矯正によって歯並びが改善されると、歯周ポケットが減少し、歯周病の原因となるプラークがたまりにくくなります。歯並びの改善によって、新たな歯周病の予防が可能となります。

歯周病の基礎知識

歯周病は、歯茎の炎症である「歯肉炎」と、その炎症が歯を支える骨に及んだ「歯周炎」の総称です。成人の8割が歯周病に罹っていると言われています。歯みがき時に歯茎から出血する軽度の歯肉炎から、歯を支える骨が溶ける重度の歯周炎(歯槽膿漏)まで、程度はさまざまです。

歯周病の予防・改善方法

歯周病を予防するためには、日常的に歯ブラシでプラークをしっかり除去し、歯を清潔に保つことが重要です。歯肉炎の状態であれば、適切な歯磨きによって歯周病を軽減することも可能です。

歯磨きのポイントとしては、歯ブラシの選び方や使い方に注意することが挙げられます。適切な硬さの歯ブラシを選び、歯と歯茎の接触面を丁寧に磨くようにしましょう。力を入れすぎずにやさしく磨くことや、歯ブラシを細かく動かしてプラークを取り除くことが重要です。

また、定期的な歯科検診と歯石除去の受診も大切です。歯科医師や歯科衛生士の指導のもと、歯周病の進行を防ぐための適切なケアを行いましょう。

歯周病と歯列矯正の並行治療に関しては、専門の歯科医師に相談し、適切なタイミングや方法を確認することが重要です。個々の症状や状態によって適切なアプローチが異なるため、専門家のアドバイスを受けながら治療を進めることが望ましいです。

投稿者: 日置矯正歯科

2023.06.06更新

インビザライン

インビザライン矯正とは?
インビザライン矯正は、アメリカのアライン・テクノロジー社が提供しているマウスピース矯正の一種です。マウスピースを使用して歯を移動させる方法で、透明で薄いマウスピースを交換しながら少しずつ歯を調整していきます。日本や世界各国で普及しており、矯正装置としては非常に人気があります。

ワイヤー矯正との違いは?
ワイヤー矯正は、歯にブラケットとワイヤーを取り付けて歯を移動させる方法です。装置が固定されており、毎月の調整が必要です。一方、インビザライン矯正は透明なマウスピースを使用し、装置が目立ちにくく、着脱式で通院頻度が低いため、利便性が高いとされています。

インビザライン矯正の特徴は?
インビザライン矯正は、透明で薄いマウスピースを使用するため、装置が目立ちにくく、違和感が少ないとされています。マウスピースを交換しながら少しずつ歯を移動させる方法を採用しており、通院頻度がワイヤー矯正よりも低いことも特徴の一つです。

インビザライン矯正が虫歯になりやすい?と言われる理由
インビザライン矯正中は、マウスピースを装着しているため、唾液の流れや自浄作用が失われ、細菌が停滞しやすくなります。また、マウスピースを22時間以上着用することが推奨されているため、食事や歯磨きの際に一時的に外す必要があります。このような状況下で、食後に歯磨きを怠ると虫歯のリスクが高まるため、注意が必要です。

インビザライン矯正中でも上手に磨ける歯磨きのコツ!
インビザライン矯正中には、特に以下の箇所に注意して歯磨きを行う必要があります。

歯と歯の間:フロスや歯間ブラシを使用して磨き残しを防ぎましょう。
アタッチメントの周り:歯の表面に着けられたアタッチメントの周囲にも注意し、磨き残しを防止しましょう。
また、高濃度のフッ素入り歯磨き粉やマウスウォッシュの利用も虫歯予防に効果的ですので、適切なケアを心掛けましょう。

投稿者: 日置矯正歯科

2023.06.01更新

歯列矯正において、歯が動きやすい人の特徴は次のようになります。

矯正

歯並びの問題が軽度であること

歯並びの問題が軽度である場合、歯を動かす必要が少なくなります。そのため、歯が比較的容易に移動し、矯正治療の期間が短くなる傾向があります。

新陳代謝が活発であること

歯列矯正では、歯の周囲の組織の新陳代謝が重要です。代謝が活発であると、歯がより効果的に移動します。規則正しい生活習慣やバランスの取れた食事、十分な睡眠などを心掛けることで、代謝を良好な状態に保つことができます。

舌や口元に悪い癖がないこと

舌や口の癖があると、歯の移動が妨げられることがあります。特に舌で前歯を押す癖や頬杖をつく癖がある場合は、歯の移動を制限する可能性があります。それに対して、これらの癖がない人は、歯列矯正の効果がより発揮されやすくなります。

一方、歯が動きにくい人の原因は次のような要素があります。

舌癖

矯正治療中において、舌が歯に押し付けるなどの舌癖があると、歯の移動が制限されます。特に空隙歯列や開咬、出っ歯の人には、歯を外側に押す舌癖が多く見られます。

強い咬合力

噛む力が強い人は、矯正の力を相殺してしまう可能性があります。特に噛むときに下の前歯がほとんど見えない過蓋咬合の人には、強い咬合力がかかります。

アンキローシス

アンキローシスは、歯と骨が直接結合している状態であり、歯根膜が損傷しているため歯が移動しづらくなります。この状態では、歯が完全に動かないこともあります。

以上が、歯列矯正において歯が動きやすい人と動きにくい人の一般的な特徴です。ただし、矯正治療は個人によって異なるため、具体的な治療計画や効果は歯科医師との相談が必要です。

投稿者: 日置矯正歯科

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