日置矯正歯科ブログ

2024.03.14更新

受け口の矯正は難しいって本当?

受け口とは、下の前歯が上の前歯より前に出ている状態の事です。
受け口になる場合は、単純に歯の位置がズレているのではなく、かみ合わせや骨格そのものに問題がある場合が多いため、治療が難しいケースが多いです。
特に、下の顎が上顎よりも前に出ている骨格性の受け口(下顎前突症)の場合ですと、外科手術によって下の顎を後方に引き下げる必要があります。

下顎の成長は思春期に起こるので予測が難しい
下顎の成長は思春期に起こるので歯並びの予測が難しいのも、矯正治療の難易度をあげる要因の一つです。
12歳ごろすべての乳歯が永久歯に生え変わったときに歯並びが整っていたとしても、その後、下顎が成長し受け口になってしまう、というケースもあります。
下顎の成長は身長と同じく、ある程度は遺伝で決まるのですが、どの程度成長するのかに関しては予想が難しいのです。
個人での予想はもちろん、たくさんの症例を見ている矯正専門医でもしっかりと予想をつけるのは困難です。

早期治療しても再度治療が必要な場合も
受け口の不安がある場合には、早期に治療を行いましょう。
小児矯正の第一期治療では、乳歯から永久歯に生え変わる期間、顎の成長をコントロールして行い、歯が生えるスペースを確保し前歯の位置を整えます。
第一期治療に加えて、第二期治療ではワイヤー矯正などで全体の歯の位置を整えます。
通常ですと、第一期治療と第二期治療で歯並びは整います。
ですが、受け口の場合は、第二期治療が終わった後で下顎が成長する可能性があるので注意が必要です。

骨格性の場合には、外科手術での治療
下顎が上顎よりも大きく前方に出ている場合には、外科手術で直します。
外科手術によって下顎を後方に引き下げ、上顎と下顎の位置を整えます。
手術は、大学付属病院などの専門機関で全身麻酔下で行い、術後は顎を固定するため食事制限もあります。
マウスピース矯正やワイヤー矯正に比べるとハードルが高い治療と言えるでしょう。

投稿者: 日置矯正歯科

2024.03.05更新

子どもの矯正治療中、注意したいポイント

日常生活で意識すべきこと
食事内容の工夫が重要
矯正治療中は食事の内容に注意が必要です。硬い食べ物や粘着性の高い食べ物は避けるべきです。これはワイヤー矯正の場合、装置が歯に固定されているため、食べ物が引っかかったり外れたりするリスクがあるからです。しかし、子どもの場合、食事は栄養補給だけでなく楽しみも大切です。工夫をして、治療が負担にならないように配慮することが重要です。

甘いものや間食の制限
矯正装置が歯に固定されている場合、食べ物が装置に引っかかりやすく、虫歯リスクが高まります。砂糖を多く含む食べ物は虫歯リスクをさらに高めるため、制限が必要です。特に子どもの場合、外出先でのおやつや間食の内容も気をつける必要があります。

親子でのオーラルケア
矯正治療中は虫歯リスクが高くなるため、オーラルケアが非常に重要です。装置がある場合は、通常の歯ブラシだけでは不十分で、補助的な清掃道具も必要です。治療方法は子どもだけでなく親も理解しておくことが大切です。また、子どもの場合は手先が不器用なこともあり、親が積極的にケアに関わることが重要です。

矯正治療中の痛み対処法
装置による粘膜の痛み
矯正装置を装着した直後は違和感がありますが、時間が経つと慣れてきます。しかし、装置が粘膜に引っかかり痛みや傷が生じる場合は調整が必要です。痛み軽減のために、矯正治療用ワックスを使用します。

歯の移動に伴う痛み
矯正治療中、歯を動かす際には痛みが生じます。この痛みは通常、数日で落ち着きます。痛みが気になる場合は痛み止めを服用して対処することができます。咬み合わせの変化による痛みもありますが、その場合は咬合調整が必要になることがあります。

子どもが訴える痛みへの対応
子どもが痛みを訴える場合、その原因を特定することが難しい場合があります。そのような場合は、かかりつけ医に相談することをおすすめします。

子どもの矯正治療のモチベーション維持
小児矯正治療は、子ども自身が「治したい」という意識が低いことがあります。取り外し式の矯正装置を使用する場合、装置の使用意識を高める必要があります。矯正の目的や必要性を子どもに理解させ、親御様がサポートすることが大切です。

投稿者: 日置矯正歯科

2024.03.01更新

子供の矯正治療

大人の矯正歯科治療は見た目や咬み合わせを改善するための治療
大人の歯科矯正治療は、歯の見た目を整えて咬み合わせを改善し、歯並びを美しくすることが主な目的です。
顎の成長が完了しているため、子供とは違い、歯が動かしにくく、治療期間が長期にわたることも少なくありません。治療では、装置を用いて歯に圧力をかけて移動させる方法が一般的です。
歯を動かすためのスペースが不足している場合は、抜歯を行うこともあります。また、患者様の希望や目標に応じて、治療計画を立てることが大切です。

子供の矯正歯科治療は永久歯を適切な咬み合わせにするための治療
子供の歯科矯正治療は、これから生える永久歯の歯並びを整えることが主な目的です。顎の骨が成長中のため、顎の成長を正しい方向に導きながら、永久歯が適切な位置に並ぶように治療を行います。
乳歯の段階で咬み合わせや永久歯の生える位置を正しく導ければ、永久歯になってからの矯正治療が不要になる可能性もあります。また、大人の矯正治療と比べ、顎の骨がまだ固まっていないため、効果が早く現れる傾向があります。子供の歯は、乳歯だけの時期、乳歯と永久歯が混在する時期、すべてが永久歯に生え変わった時期と、成長に応じて状況が変化するため、治療方法も年齢や骨・歯の成長具合によって異なります。
永久歯が正しく生えるようにスペースを確保したり、上顎と下顎のバランスを調整したりするなど、多様な治療方法と矯正装置が存在します。

子供の矯正には「1期治療」と「2期治療」がある
子供の歯科矯正治療は、治療時期に応じて「1期治療」と「2期治療」の2種類に分けられます。
1期治療は、乳歯のみ、または乳歯と永久歯が混在する子供を対象とし、約6歳から小学校低学年が目安です。2期治療は、永久歯が生え揃った子供を対象とし、小学校高学年以降が目安です。歯科矯正治療は、歯や骨格の成長に合わせて行われますが、1期治療から始めても必ずしも2期治療まで進む必要はなく、歯列の状態によっては1期治療のみで終了することもあります。

1期治療(骨格矯正)
1期治療は骨格の矯正に重点を置きます。この時期は上下の顎の骨が成長しているため、咬み合わせが逆であったり、将来の永久歯のためのスペースが不足していたりする場合の基礎を整える治療が主です。
顎の骨を拡げる装置や咬み合わせを正しい方向に導く装置を使用し、永久歯が適切な位置に生えるための準備を行う期間とみなすことができます。

2期治療(歯列矯正)
永久歯がすべて生え揃い、顎の成長もほぼ完了しているため、歯並びの改善を目的とした治療を実施します。1期治療の後に2期治療を行うこともあります。
通常、上顎骨は9~10歳で、下顎骨は身長の伸びが止まる頃に成長が完了します。成長に合わせて、装置を用いて歯並びを整えていきます。治療方法は大人の歯科矯正治療とほとんど同じで、ワイヤーやマウスピースなどを使用して歯を正しい位置に移動させます。

投稿者: 日置矯正歯科

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