日置矯正歯科ブログ

2024.04.16更新

歯列矯正でEラインは変わる?

歯列矯正によってEラインがどう変化するかは、個々の歯やアゴの位置、傾きに依存します。歯並びが整うことで唇の位置や口元の突出感も変わり、結果としてEラインに影響を与えます。ただし、その変化の度合いには個人差があるため、具体的な変化を知るには歯科医師の診断が必要です。

Eラインとは
Eライン(エステティックライン)は、側面から見たときに顔のプロファイルを決める重要なラインで、鼻と顎の突出部分を通る想像上の直線です。このラインと唇の位置の関係で顔の美しさが評価されます。

口元タイプ別のEラインの変化例

パターン① 出っ歯

出っ歯の場合、上唇がEラインを越えて突出していることが多いです。歯列矯正によって前に出ている歯を引っ込めることができれば、Eラインが改善されます。

パターン② 上下顎前突

上下顎前突は上下の歯が共に前に出ている状態です。こちらは歯列矯正や場合によっては外科手術による顎の後退が必要になることがあります。

パターン③ 下あごが小さい・引っ込みすぎている

この状態では、下あごが極端に後ろにあるため、口元が突出して見えることがあります。歯列矯正による上の歯の後退や形成外科的な手法で改善可能です。

パターン④ 受け口

受け口の場合、下あごが前に出ているため、Eラインから突出していることがあります。歯列矯正で下の歯の位置を調整することで改善が期待できます。

パターン⑤ 口元が引っ込みすぎている

深く噛みこんでいる場合や歯が内側に傾いて生えている場合に見られます。歯列矯正により、歯の位置を正しく調整して改善することが可能です。

Eラインの変化の限界
歯列矯正はEラインを改善する手段の一つですが、その効果は歯並びだけでなく、骨格や唇の厚みなど他の顔の特徴にも依存します。例えば、鼻が低い場合や唇が厚い場合、歯列矯正だけでは顕著な改善が見られないこともあります。このような場合は、美容外科的な介入が必要となることもあります。

総合的なアプローチ
歯列矯正によるEラインの改善を目指す場合、まずは詳細な診断を受け、自分の歯並びや骨格の状態を理解することが重要です。それにより、どの程度の改善が見込めるか、どの治療方法が最適かが判断されます。効果的な変化を求める場合は、時には外科的な手法も検討することが推奨されます。

 

投稿者: 日置矯正歯科

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